白華の姫 55話『青梅のなる家』
【あらすじ】
子供のことを持ち出され、容楽は容斉について行くことにした。
〜青州〜
王妃が行方不明になったことが判明。
項影は摂政王に協力を求めることに。
湘は項影と別で捜索することに決めた。
〜ある家〜
北臨に嫁ぐ前に訪れた家に、連れてこられた容楽。
父の遺書『山河志』を手に入れるため、容斉が自分に毒を飲ませたと思っている。
〜近くの村〜
2人は散歩に出かけた。
容斉の知人の村人からは夫婦だと思われている。数年前に失踪して以来の久しぶりの帰郷のようだが、容楽には意味がわからない。
「漫(まん)」 容斉は容楽の事をそう呼んだ。
解毒は必ずする。あと半年、子供が産まれるまではここで一緒に平凡に暮らそうと。
生まれてきた子供を無憂に託したい容楽は拒否。
容斉は、容楽が無憂と2人で暮らせるようにすると約束した。
〜青竹苑〜
容楽は、半年後に青梅のお酒ができるまでは青竹苑にいると決めた。出来上がったお酒を飲んだらお別れだと。
容斉と漫は、静かな2人の時間を過ごした。
現実と過去の記憶が重なって、容楽は思わず
「斉兄」と呼んだ。
また眠り続ける容楽に、容斉は自分の手を傷つけ彼女の命を助けた。
~中山~
容楽が行方不明だと聞いた傅筹は、無憂に手紙を渡すよう項影に頼んだ。
調べでは、林申が西啓に居るようだと。
傅筹は罪滅ぼしのため、苻鴛を捕え実の母の仇を討とうと考えている。
突然ー
尉国の大軍が北臨の辺境に来ているとの急報が入る
~青州~
同じ知らせが無憂の元にも届く。
無憂は、漫夭の捜索は無隠楼に任せて、北臨のため出征することを決めた。
~青竹苑~
月日が過ぎて、容楽のおなかも大きくなってきた。青梅酒が出来上がる。
別れの時が刻々と近づいてきた。
〜北臨と南境を隔てる川〜
無憂と傅筹は尉国討伐を果たし、北臨は一つになった。
無相子の調べでは、西啓帝は病に倒れ、皇太后が垂簾聴政を始めた。
西啓は父上だけでなく、漫夭の失踪にもかかわっているようだ。
傅筹は、父上が苻鴛に天命の毒を飲ませたことを話し、父上が見つかれば解毒の手がかりもつかめるだろうと言った。
二人は漫夭の無事を祈った。
傅筹は父上と苻鴛の捜索に専念することを宣言。
北臨の朝廷から退くことを伝え、全てを無憂に託した。
~青竹苑~
『山河志』の謎が解けた容楽は、喜びのあまり思わず「斉兄」と呼んでしまう。
木彫りの人形を掘っている容斉の、左手に撒かれてある包帯が、気になった。
話の途中で急に容楽は産気づいた。
その頃ー
容斉は蕭煞を通して、容楽の居場所を無憂に伝えた。
無憂と傅筹は早馬を走らせる。
〜青竹苑〜
容楽の陣痛が始まり難産の末、男の子を無事に出産。
隣の部屋から、子供を預けた婦人の叫び声が聞こえ、容楽を残して容斉が見に行くと
そこには、皇太后が居た。
【感想】
★はじめまして こんにちは
いつも ありがとうございます
はなこ です
もう残り3話となって、やっと容斉と容楽の過去が出てきましたね~
田舎で二人で暮らしていたようですね。容斉は「漫(まん)」と呼んでいたようです。
秦漫の漫なのでしょうが、
容斉は今までは容楽(ようらく)、ここでは漫(まん)と呼ぶ
無憂は漫夭(まんよう)と呼ぶ
傅筹は容楽(ようらく)と呼ぶ
あらすじと感想を書くときに一瞬迷ってしまいます。なかなかややこしい(困惑)
でもこの呼び名が、より以前から知り合いだったか を物語っているような気がしますね。
項影と湘の別れのシーン
項影が自分を想ってくれて、いつも守ってくれていることは知っているけれど。今回は別々で容楽を探しに行くことを決めた湘(痕香)
↑↑ こんな優しい人は他に居ないと思うけど
↑↓ お互い、あっさりした別れです
と、
えっ??
↑↑ お~い、湘
子供はどうするんだ~??
テレビに向かって、声をかけそうになりましたよ(笑)
村で容斉と漫が散歩するシーン
梅の木を見つけて容斉が漫に声をかけます。
↑↑ だから、何??
↑↑ 好物だ と言われても、記憶が無いので分かりません。
↑↑ え?私に青梅を取れと?
↑↑ おいおい、漫は妊婦なのに木に登り始めましたよ〜
ここになって やっと危ないのに気づいて、「降りてこい」なんて・・
容斉、Sですか??
最後に、皇太后の仮面が外されたところで55話終了〜
↑↑ 苻鴛 でした。
やっとです。本当に長かった・・・
ここで、初めて えぇっ??と驚いた方はいらっしゃいましたか?
自分はどこで気づいたのか思い出してみると、これ、というのがあるわけでは無いのですが・・・
容楽が痕香とすり替わって毒を飲まされ白髪になる。そして姿の見えない手だけの女が容斉に薬を渡す辺りから?
そしてこの話は、壮大な恨みを晴らす物語だと感じたあたりから・・でしょうか。あまりはっきりとはしません。
傅筹のもとに乱心した女が来た時は、西啓の皇太后が苻鴛のはずだから、この人は違うよ!と思っていたのですが、北臨でゴージャス苻鴛になってから、苻鴛=西啓の皇太后 となりました。
何もここまで引っ張ることはないだろう と思ってしまいました。
もう残り3話ですよ(笑)
無憂と傅筹の、唐突な双子話よりは、良いのでしょうか?
ちょっと双子っぽいですか?
↓↓
確実、二卵性ですね(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ラストまで残り3話、頑張って更新していきます。
はなこ
画像:BS12より引用