大好きな中国ドラマ 

あらすじと気ままな思いを綴ってます

大唐見聞録 2話あらすじ

【登場人物】

雲燁(うんよう) 現代からタイムスリップしてきた。大唐の時代においては、科学や医術に長けた神と言われる。ずっと一人の女性を思い続ける一途な面を持つ 

李の若様(りの若様)李安瀾(りあんらん) 母は墨家の田若蘭(でんじゃくらん)、父は今の皇帝陛下の李世民(りせいみん)と主張

李世民(りせいみん) 皇帝陛下

李承乾(りしょうけん) 皇太子殿下、雲燁を守ってけがを負う

李泰(りたい) 李承乾の弟

魏徴(ぎちょう) 宰相

秦瓊(しんけい) 武将

程咬金(ていこうきん) 将軍

程処黙(ていしょぼく) 校尉、程将軍の息子

長孫皇后(ちょうそんこうごう) 李承乾・李泰の母 

 

 【あらすじ】

長安にある皇宮 朝堂〜 

文官と武将達が続々と朝堂に入ってくる。皇帝陛下の李世民(りせいみん)も入り朝議が始まった。

陛下が、皇太子と程将軍が羌族(きょうぞく)を討伐し大手柄を立てたことを皆に報告。陛下が二人を厚遇する旨を伝えると、宰相の魏徴(ぎちょう)は「大唐は財政難、褒美の一部を民に与えてはどうか?」と進言する。対して、李泰(りたい)は二人を厚遇するのは当然と主張。さらに武将の秦瓊(しんけい)が「今この時期に羌族を根絶しておくべきだ」とさらなる戦いを進言すると、魏徴は「これ以上の戦いは反対」と強く主張した。

陛下は今回は秦瓊の意見ではなく魏徴の意見を聞き入れ、今後の戦はせず二人を厚遇すると命じた。

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長安から辺境の地~

岩塩発掘場で羌族に刺され血を流し苦しむ李承乾(りしょうけん)を乗せた馬車が、猛スピードで兵営に向かう。その後には、李の若様と雲燁(うんよう)を乗せた馬車も続く。急に戦いが始まり自分をかばって人が刺されたことに動揺している雲燁は、李の若様にこの国のことを知らないの?と聞かれ「幼いころに両親を亡くして山奥に暮らしていたため世間に疎い」と答える。「塩を巡ってあなたは命を狙われている。私が守るから安心して」と若様に言われ、恋人の大切な簪を早く取り返したいが、しばし諦めそのまま渡しておくことにした。

二つの馬車と兵士たちがやっと兵営に到着。

瀕死の状態の李承乾を急いでベッドに寝かし、駆け込んできた軍医が診察し必死に処置をする。承乾が息も絶え絶えに「外にいるあの者を呼んできてくれ」と程将軍に訴え、部屋の中に雲燁と李の若様が入って来た。承乾は雲燁の手を握り「雲殿、塩を作る方法を大唐に伝授してほしい、命令だ」と言って、目を閉じつかんでいた手の力が抜けてしまう。

死んでしまったと勘違いした程将軍は「太子殿下~~」と大声で叫び、軍医も「傷が深く手の施しようがない」と、さじを投げてしまった。

承乾の様子を見た雲燁は「死んではいない、出血多量で気を失っているだけだ」と言い「輸血をして傷を縫合すれば治る。私に任せろ」と主張する。皆は輸血の意味が分からないが、成す術がなく雲燁に任せる事にした。 

雲燁は持っていた救急キットの中から、血液型検査薬と注射器を取り出す。兵士の中から輸血適任者を一人見つけ、この兵士の血を皇太子殿下に輸血すると言う。しかし程将軍は、高貴な皇族の血と兵士の血を換えることはだめだ、と断固反対。皆が言い争っている時、李の若様が「私は今の皇帝陛下の長女 李安瀾(りあんらん)だ」と名乗り出る。そして程将軍に、墨家田若蘭(でんじゃくらん)の名前を伝え、『秦』の文字が書かれた令牌を取り出して見せた。真偽を確かめている時間はない。皆は李安瀾の血を輸血することを決め、雲燁が輸血を始めた。

 

しばらくして承乾の意識が戻った。

雲燁は栄養のある羊の肉を入れた焼餅を作り、安瀾に食べろと渡す。体調を気遣ってくれる雲燁に心惹かれた安瀾だが、「その簪は恋人の大切なもの。君は知り合いで、その簪を持ったまま死なれては困る」との雲燁の言葉に、自分の命よりもこの簪の方が大切だと知り、返す気が失せてしまった。

程将軍が雲燁のことを「天下一の神医だ」と褒めたたえる。そして「塩の精製方法と輸血方法の伝授、さらに陛下の補佐をしてほしい」と願い出る。意外な申し出に驚く雲燁だが、皇宮に入れば安瀾から簪を取り戻せるかも?と考え、その申し出を受けることにした。

 その後、承乾は起き上がれるまでに回復した。

程将軍は息子の処黙に「この書状を陛下に渡せ」と命じる。処黙は早馬を走らせて長安の皇宮へと向かった。

 

長安の皇宮~

皇帝陛下の李世民の食事中。そこに長孫皇后が来る。息子の承乾の大手柄を喜ぶ二人だが、程将軍からの書状を皇后に見せる。それには、『秦』の文字が書かれた令牌を持った娘 が描かれていた。

 

【ポイント】

李の若様はやっぱり女でしたね~おまけに今の皇帝陛下の長女 李安瀾(りあんらん)と名乗りました。墨家田若蘭(でんじゃくらん)という名前が出てきましたが、今の皇后の名字は 長孫(ちょうそん)のため、前妻?でしょうか。

雲燁の彼女の大切な簪を髪に挿したまま、頑として返そうとしない安瀾ですが・・色々気遣ってくれる雲燁が気になり始めているけど、自分の命よりもこの簪の方が大切だと言われて悔しいようですね。安瀾はかなりの負けず嫌いようです。

 

また、羌人に刺されてけがをした武官は、皇太子殿下の李承乾(りしょうけん)でした。

公主と殿下、皇族の人たちが続々と出てきました。

 

 

数日ごとにあらすじを追加していく予定です。よろしくお願いします。

以降もお楽しみに