大好きな中国ドラマ 

あらすじと気ままな思いを綴ってます

大唐見聞録 15話あらすじ

 【登場人物】

雲燁(うんよう)、安瀾(あんらん)、李世民(りせいみん)、長孫皇后(ちょうそんこうごう)、李承乾(りしょうけん)、盧辛月(ろしんげつ)

以上の6人の紹介は省きます。11話までを参照ください。

アシナ 突厥親王、安陽公主と結婚が決まっていた

カシド 突厥親王、アシナを陥れようとしている

李淵(りえん) 陛下 李世民 の父

無舌(むぜつ) 陛下の側仕え

盧寿(ろじゅ) 山東一派の長、盧辛月の祖父

侯君集(こうくんしゅう) 陳国公

李将軍(りしょうぐん) =李靖

魏徴(ぎちょう) 宰相、盧寿の弟子

 

【あらすじ】

~興化坊(こうかぼう)での競売会~

陛下・皇后・将軍・大臣たちが多数集まった中、雲燁主催の大唐オークションがスタートした。

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香水は礼部尚書の夫人が3600で落札。馬超龍雀(ばちょうりゅうじゃく)は尉遅が4000貫で落札。

落札した高官たちは毎日国庫にお金がないと言っていたのに、私腹を肥やしていたことを知って、陛下は驚きを隠せない様子。

次に出てきたのは希代の狼像2体。突厥親王達が驚き思わず立ちあっがった。アシナ、カシド、他の親王達が落札で争っていたが、雲燁と目配せをして急にアシナが降りた。その後はカシドと、他の親王2人が狼像をめぐって落札を争う。雲燁が突然一つの狼像を壊してしまう。

いくらなら売るのだとカシドが雲燁に聞くと、3000貫の8倍だと大きく吹っ掛けてきた。分かったと言って、カシドは瑠璃天狼(るりてんろう)を8倍で落札した。

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競売会は大盛況で終了した。

 

アシナは雲燁に、カシド達に仕返しをしてくれたお礼を言う。安陽公主の降嫁は諦め彼は突厥の草原へと帰って行った。

 

~陛下の部屋~

雲燁は先日の競売会で 100万貫、大唐の租税の半分近くの儲けを出した。

突厥が瑠璃天狼を落札し勢いづくことを危惧する皇后に、雲燁はいくつも瑠璃の狼像を制作したと明かす。

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その一つを陛下にも贈り、陛下はご満悦だ。

降嫁の件は解決したが、まだもう一つ山東の飢饉を解決しなければならない、と陛下が雲燁に言った。

 

李淵の屋敷の庭~

あらかじめ雲燁は、太上皇に頼んで庭に植えておいたジャガイモを掘り出している。陛下と皇后は初めて見るジャガイモに目を丸くする。本当に食べられるのか疑う陛下に、料理してすぐに食べられるし栄養価も高いと雲燁が言う。

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畝(ほ)で数十石(ごく)は収穫できる。このジャガイモを山東地方に植えれば、20日後には飢饉が解決されるだろうと雲燁は言った。

皆が歓喜に沸いているのところに無舌が来て、盧寿が謁見を希望している旨を伝えると、分かった会う、追って連絡すると陛下が答えた。

突厥の件も、山東地方の飢饉の件も解決にこぎつけた雲燁の功績を認めて、陛下は約束の結婚を許可する。雲燁は跪き大喜びでお礼を言い、陛下に婚約の書に名前を書いてほしいと願い出る。では妻の欄を空けておくから、安瀾が名を加えた時に正式に結婚させると陛下が約束した。

 

 1畝(ほ)・・約5.2アール

 1石(ごく)・・60 リットル

 

~安賢公館~

盧寿のところに侯君集が来た。盧寿は朝早くに高官達の家に行ったが、誰もいないことを不審に思っている。昨晩は興化坊で競売会が開かれ、大小の高官達や陛下・皇后も参加し夜中まで興じていたため、皆起きられなかったのではないかと侯君集が説明した。

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盧寿は山東の同郷より預かった嘆願書を侯君集に見せる。山東のひどい状態が綴られている。陛下に謁見を願い出たがまだ返事がないと言う盧寿に、城門の居座り事件以降、陛下は和解を模索していたため会わないはずはないという侯君集。もしかすると、突厥親王と長公主の婚約が解消となり、突厥との開戦に気をもんでいるのかもしれないと言った。それを聞き盧寿は、民が飢饉で苦しんでいるという時に戦いなど、愚か者め話にならん、と怒り心頭。侯君集は口を慎むように盧寿を諭した。

 

~安瀾の部屋~

安瀾が一人雲燁からもらったアロエを眺めている。その時、侍女が慌てて部屋に入ってきて、陛下が二人の結婚の許可を出したのに、雲燁の方から延期の申し出をしたらしいという。後ろに雲燁が立っているのに気づき、侍女は彼の顔を見てふくれっ面をして出て行った。

侍女の話を聞いて安瀾も不機嫌な様子。雲燁が優しく声をかけるが、安瀾はそっぽを向いて一言も声を発しない。安瀾が怒ってアロエの鉢を投げようと持ち上げると、俺を殴れと言って安瀾の前で跪き、簪を両手で握って安瀾の前に捧げた。

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俺たちは何をしても相手を第一に考えてきた でもこれは2人で決めたい 李安瀾 妻になってくれ 

と安瀾を見つめて真剣に求婚する。

 

小冉の簪だけど君たちは全然違う 彼女も忘れてはいない だが分かってほしい 俺たちの愛はこの宝石のように 純粋で固く永遠に変わらない 俺の未来は君のものだ

安瀾は雲燁の差し出した簪を受け取り、二人微笑みながら抱き合った。

 婚約書にはまだ君の名前は書かれてないから、自ら望んで書き込んでほしいとの雲燁の言葉に、うなずく安瀾。幸せな二人の時間が流れた。

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~雲燁の部屋~

承乾と雲燁は2人でお酒を飲み明かし、朝になった。承乾が、お前たちは結婚に近づきうらやましい。辛月は会ってくれない、何で怒らせてしまったのか分からない、とぼやく。 雲燁は、自分のことが片付いたら全力を尽くしてやると言って、承乾を励ます。

皇宮に戻る承乾とともに、陛下に婚約書をもらうため、二人は雲燁の屋敷を出て馬車に乗ろうとした。

そこに突然、息せき切って辛月が走ってきて、おじいさまを助けて と承乾にすがりつく。辛月は、祖父が陛下に謁見することを耳にして、嫌な予感がしたのである。

 

~朝堂~

突厥との戦いの件で李将軍が騎兵の利点を述べている時、盧寿が嘆願書を持ち朝堂に入ってきた。盧寿は跪き陛下に挨拶した。

椅子を用意してやれとの陛下の心遣いに、盧寿は年寄りだが体は大丈夫だと言って拒否する。

盧寿が、大臣たちは皆、民の悲鳴に耳を貸さずただ避けるばかりで、民の断末魔の声が聞こえるか!!と大声でわめき散らす。朝堂にいた皆がざわつき始める。

陛下はわめきちらす盧寿に失望する。盧寿が、陛下は山東の民の為に何をしているのか?と食って掛かると、代わりに魏徴が、山東の民への救済の話を伝える。ところが、遅い と納得できない盧寿は、山東の被災民が息絶える前に書いた嘆願書を広げ、皆に見せて、朝堂に居る者達を激しい口調で非難した。

 

ー突然 激しい雷が鳴り響いたー

 

天の怒りだ 悪には天罰が下るぞ と盧寿が大声で叫ぶ。

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陛下も負けてはいない。学者のそなたが迷信に惑わされるとは、外敵と戦う前に民心を惑わすつもりか、利敵行為だ と激怒した。

陛下が信じぬのなら、私が証明して見せようと強い口調で言い放つ。

 

くるりと向きを変え、盧寿が出口の方へ歩いていく。陛下、そして皆も続いて行った。

 

 断末魔・・息を引き取る間際、死ぬときの苦痛 の意

 

 

【ポイント】

 この競売会、雲燁のラップでスタートします。えっ、大唐の時代にラップ??

まあ、こういうところがこのドラマの笑って楽しめる点です。でも、純粋に歴史ドラマを楽しみたい方には単なる おふざけ にしか思えず、拒否反応がでてしまう場面ではあるのですが・・・

 

雲燁は安瀾に正式に求婚をしました。簪にダイヤまでつけて安瀾にプレゼントしたんですね。この世の幸せをすべて集めたような状態の二人です。自然に笑顔がこぼれてしまいますね。

 

ところが、辛月の祖父の盧寿が参内してから、一気にこのドラマに暗雲か立ち込めてきました。次回はどうなっていくのでしょうか・・・

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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