白華の姫 43話『逆雪』
【あらすじ】
~王府~
雅璃を呼びつけ、あの夜の真相を聞く漫夭。
主張を変えず、家の名誉まで懸ける覚悟の雅璃に、何も言うことは無いと言った。
あなたが王府に入ることになれば、自分は身を引くと伝える。
二人は無憂の決定を待つことで合意、雅璃は漫夭をいちべつして去っていった。
~朝堂~
蔡 氏が、孫継周の娘:雅璃が、殿下の寵愛を受けた話を持ち出した。
孫 雅璃こそ王妃に適任だと主張。
漫夭のことを、北境の摂政王の夫人で傅筹の間者とまで言いだす。
あらかじめ蔡 氏と打ち合わせをしていた孫継周は、殿下と雅璃の婚姻を希望し、子孫繁栄を願った。
雅璃が呼ばれた。
蕭可と共に入って来た雅璃は、真相を聞かれるが、答えられず、
代わりに蕭可が、殿下と孫さんの間には何の関係もないと明言。
ーあの夜、寝台に寝ていたのは無憂ではなく、蕭可だった。
無憂は一晩中、羅植 将軍と話し合いをしていたー
雅璃は真実を打ち明けた。
孫継周は、兵の命を奪ったとされる白髪妖婦の話を持ち出す。
全ての罪を漫夭にきせようとしているが、無憂は必ず真相を明らかにし、証拠を示すと皆に誓った。
~北境 皇宮~
摂政王の命を遂行した と書かれてある孫継周の手紙を読んだ苻鴛は、事が順調に進んでいることを知る。
病でふせっている傅筹が、実は南境に行っていることを知る。常堅は理由は明かさなかった。
苻鴛は今後はすべての事を、森閻宮に報告し指示を仰ぐよう命じた。従わない者に死を言い渡すと。
〜南境〜
陳王と范陽王は、白髪妖婦の件で話し合っている。北営の兵士にどう証明するのか。
孫継周が黒幕なのは明らかだが、証拠がない。
漫夭は、2人の会話を物陰から聞いていた。
〜北営〜
白髪妖婦を突き出せ と騒いでいる兵士達のところに、やっと黎王殿下が現れた。
兵士と羅橋将軍は、短剣によって殺害されたこと。
さらに別山居で講談師に白髪妖婦のデタラメな話を語らせたこと。
6年前の南境での反乱の際、傅筹と結託していたこと。
これらの事件は、孫継周の仕業であった。
証拠が出揃い3つの罪が明らかになり、斬首刑となった。
白髪王妃の存在に納得しない兵士や高官たち。
自ら劇薬である逆雪(げきせつ)を飲み 白髪となった無憂は、
皆に髪の毛を見せた。
先帝より賜った玉璽を守ってくれた漫夭が、王妃であることを皆に知らしめた。
【感想】
★はじめまして こんにちは
いつも ありがとうございます
はなこ です★
雅璃ちゃん、漫夭に呼ばれて王府に来た時
今までと、うって変わって強気でしたね~
↓↓ 漫夭をいちべつして
↓↓ 鼻で、フッ って笑いましたね
良い子だったけど、最後に本音が出た感じかな?
でも、もっと強気な様子に変わって行くのも見たかったかも・・
★個人的には、良い女性が猟奇的に変化していく役って、結構好きなのです。
見ごたえがある演技であれば、「怖い~」と思いながら目が釘付けになってしまいます。
『瓔樂』の爾晴 (蘇青 スー・チン さん)面白かったですね。
皇后の侍女で、最初地味で目立たない感じだったのですが、徐々に本領発揮して、狂っていく様子が見応えがありましたね。本当に面白かったです。
↓↓ 静かでたおやかな雰囲気でした
↓↓ 狂った表情と異常な行動
『ミーユエ王朝を照らす月』の羋妹(劉涛リウ・タオ さん)も良かったですね。
はじめは、ミーユエを助ける心優しい良い姉であったのに、恋敵と知るや否や、ものすごい反撃を仕掛けてくるんですね~これが怖いんですよ。演技もメイクも!!鬼のような形相で(笑)
↓↓ 優しく穏やかそうな表情なのに
↓↓ こんなものではなかったです。もっと迫力があって恐ろしかった〜
傅筹が南境に行ったのは あの女 のためね、と苻鴛が言っていましたが、容楽=漫夭の事ですよね?
苻鴛は、傅筹が容楽を好きなことも知っているんですね・・
容楽が秦 家の娘であること。
苻鴛によって秦 家が滅ぼされた事。
容楽を陥れようとしているのが苻鴛である事。
この三つを傅筹が知った時、どうするのか??・・・ 私は頭の中であれこれ想像していますよ~(笑)
興味津々ですね~母を取るか? 愛を取るか?←おまけにその愛も、報われない愛!
あ~もうどうなっても確実に「心鎖」の曲が流れ始めるのは間違いないでしょう~
あまりにも不憫になってきたので、懐かしいお二人のシーンを最後に!
幸せなひと時でしたよね~
次は久々に、2人が南境で対面するのでしょうか?楽しみです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以降も頑張って更新していきます。
はなこ
画像:BS12より引用