白華の姫 1話『記憶を失った公主』
【あらすじ】
〜暗闇の竹林〜
降りしきる雨に雷鳴が轟き、複数の刺客の姿が浮かび上がる。剣を交え、倒したすべての刺客の亡骸を見た。
背中に突き刺さる視線を感じ剣を振り上げる。
次の瞬間、濡れた地面に身体を押さえつけられ、
「逃げられると思っているのか」・・・男の言葉が遠くに消えていった。
~西啓の皇宮~
ゆっくりと目を開けると、目覚めたことを喜ぶ見知らぬ侍女の顔。そこは西啓の長公主 容楽(ようらく)の部屋。
兄と名乗る皇帝の容斉(ようせい)が、怪我の治療薬を差し出すが、つき返してしまう。
西啓の長公主 容楽と呼ばれるも、記憶が無く疑わしい。公主?兄上?嫁ぐ?全てが謎だ。
記憶を失っていても好みや習慣は残っているものなのか?
兄と名乗る容斉と、茶室でお茶の味と香りを楽しむ。見るもの聞くこと全てが初めてのことばかり。遠い記憶をたどろうとするが思い出せないでいる。
婚儀を阻止しようと図る容斉に、密かに連れてこられた小屋はどこか懐かしい。
断片的な情景が頭に浮かび上がる。
冷宮に送られた母を持ち、辛い幼少期を過ごしたことを知る。
自分の為に、宸国の刺客から身を挺して守ってくれた容斉を、次第に兄として認めはじめた。
西啓の危機を救うため、北臨の黎王(れいおう) 宗政無憂(そうせいむゆう)に嫁ぐことを決意。
自分は、西啓の長公主 容楽である と自覚をした。
兄の深い優しさに別れを告げ、北臨へと向かう。
〜北臨の皇宮〜
この仮面は西啓のならわしで、結婚の際に新郎が外すもの。容楽は仮面をつけたまま、陛下の前に姿を現した。
【感想】
初めの戦うシーンで疑問が2つ浮かびました。
まず、相手は誰なのか?
そして、「逃げられると思っているのか?」との男の言葉から考えて、彼女は一体、何から逃げようとしていたのか?
後々この疑問の答えが明らかになるのでしょう。楽しみです。
彼女は記憶を失っている為、兄と名乗る容斉の事を、はじめは警戒し疑いを持った目で見ています。
それでも共にお茶や音楽を楽しみ、命がけで守ってくれた優しさに触れ、徐々に心を開いていくのです。
で、ここで大きな違和感が!
そう、このお兄さん、異常なまでの妹愛。まるで恋人のような・・・
これは単なるオーバーリアクションなのか?実は秘密があって妹ではなく、本当は恋人なのか??
とっても気になる不思議 発見!
初っ端から謎だらけのドラマですが、キャストの美しさ、調度品の美しさに魅了されてしまいます。
そしてサブタイトルにもあるように 3つの愛(一つ目は『容斉との愛』ですね)に大注目です!!
★挨拶が最後になりましたが
はじめまして はなこ です。
前回、大唐見聞録のあらすじと感想をブログUPしましたが、白華の姫が2つ目 まだまだヒヨコです。
今回のあらすじは、ざざっと飛躍した文章にし、出来るだけ主人公の気持ちを軸にして書いていこうと思っています。もしかすると、書いていくうちに徐々に変わっていくかもしれませんが(笑)
あと、個人的感想も多めに書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
出来るだけ放送に追いつけるよう頑張っていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
どうぞ最終話までお付き合い下さいませ★
はなこ
画像:BS12より引用