白華の姫 12話『替え玉公主の婿選び』
【あらすじ】
~尚書府の密室〜
薄暗い部屋に忍び込んだ漫夭と攏月。
壁に掛けられた一枚の絵を見て、漫夭の脳裏にいくつかの場面が浮かぶ。
文王は上にありて
天にあきらかなり
周は古き邦(くに)なれど
命は新たなり
鈴の音が耳に響く
重なってある書籍の中から、『山河志』を見つけた。
~花灯祭~
黎王と約束していた場所に現れた漫夭。
親しみを込めて、無憂と呼ぶことに決めた。
願いを書いた短冊が風に飛ばされてしまい、それを拾うため、漫夭は水路へ。そのあと無憂も飛び込む。
二人はお互いの気持ちを確かめ合った。
~公主府~
机の上にある黎王からの贈り物を見て、投げようとする。
だが、容斉は気持ちをグッと抑えた。
~攏月楼~
仲良く戻って来た二人。刺客に襲われた時の碁石を、お互いに大切に持っておこうと決めた。
また明日来る と言葉を残して去って行った彼の背中に
「無憂 さよなら」
漫夭がつぶやいた。
『山河志』を見つけるという使命は果たした。あとは西啓に帰るだけだ 。
公主として民の苦労を考えれば、自分の感情は抑えなければならない。
ー突然、禁衛軍が乗り込んできて、漫夭を捕えたー
~陛下の前~
捕らえられた漫夭が陛下の前に。
漫夭を助けるために駆け付けた黎王は、陛下の行動を非難する。
公主と婚礼をあげるならば、漫夭を側室に迎えることを許す。 との陛下の提案を断った。
黎王は、約束を反故にするのですか?と陛下に問い詰めた。
約束:半年以内に『山河志』を見つけることができれば、黎王の意思による婚姻と養民変法を許すこと
漫夭を連れ出そうとする黎王は、禁衛軍と対峙する。
ー容楽公主と大臣が大殿に集まっている と、急報が入るー
~大殿~
漫夭と黎王も大殿へ。
漫夭は容斉の顔を見るが、目をそらされた。
大殿に入って来た公主を見て驚愕。
陛下はこの場で、公主自身に婿を選んでもらおうと宣言。
無郁の前で公主が立ち止まると、容斉は傅 将軍に目配せをした。
将軍が立ち上がり、結婚相手として名乗り出た。
両国の陛下も賛成、公主と将軍の婚儀が3日後に行われることに決定した。
理由を知らない黎王も、公主との婚儀を免れて安堵する。
漫夭は意味が分からず不安になる。
〜公主府〜
急いで戻ると、部屋の中から兄と傅 将軍の話し声が聞こえてきた。
西啓に帰れる と喜んだのも束の間、この婚儀が兄の企みであった事を知る。さらに、兄と傅 将軍は、この婚儀の後も何か行おうとしていることを知り驚愕。
ー容楽が部屋に入るー
将軍を非難した。
北臨を欺くお芝居ではなく、将軍との婚儀は避けられない事実。
兄に黎王との関係を聞かれ、信じていた蕭煞の裏切りを知る。
全てが何年も前からの兄のたくらみだった事を知り、兄を激しく非難する。
『山河志』を渡すなら、将軍との結婚後 1年で西啓に連れ戻す と言われるが、容楽は拒絶。
兄の手を振り払って、屋敷を飛び出して行った。
【感想】
★はじめまして こんにちは
はなこ です
中国ドラマあるある(韓国ドラマも)ですが、川や池に落ちるシーン多いですよね?
花灯祭で、落ちた短冊を拾うため漫夭が水路?川?にダイブ。それを追って黎王も。
あまりの深さにビックリ!これ海ですか〜? と突っ込みたくなりました(笑)
2人とも息が長い長い・・苦しい様子ゼロで、水中で楽しそうにしてましたね★
容斉、物凄い嫉妬心が露わに!
↑↑この時、レオローの手がプルプル震えていたのを私は見ましたよ〜
黎王との関係に嫉妬して、将軍と結婚させたのでしょうか。
もう絶対、兄妹ではないですね。
それにしても、容楽が可哀想すぎる(涙)
一番信頼していた兄 容斉の裏切りを知ってしまいました。兄と西啓の為に『山河志』を見つけようと頑張っていたのに・・・悲しいですね。
↑↑僅かに目がうるうるしています
容楽が傅 将軍に問い詰めるシーン
字幕では「ご挨拶を」 となっていますが、将軍は「長公主 殿下」と言いました。
公主と知っていたから、将軍は漫夭に対して どこか一歩引いた態度だったんですね。やっと納得です!!
★このドラマ、さらっ~と見ていくと、『長いなあ~』『かっこいいなあ〜』・・の感想で終わってしまいがちですが、細かく見て行くといろんなところに伏線が張られてあって面白いです。もう一つ、疑い始めると容楽(漫夭)以外のすべての人物が疑わしくなる・・という不思議な作り。
時間がないと言いながらも、テレビが見れない時はGYAOで『如歌』を視聴しています。ディリラバとヴィック チョウ主演で,チャン ビンビン、リウ ルイリン、ライ イー他 出演。
こちらは分かりやすく、さらさらっ~と見れる作品です。悪役は数人で、素直な感情表現のドラマです。
主人公の如歌(歌児)を好きな周りの男性陣が、身を挺して彼女を守るという・・めちゃくちゃ羨ましい話(笑)
今のところ『白華の姫』は容楽への裏切りがメインに描かれている感じですが、『如歌』は甘々の溢れる愛が一杯です。なので、裏切りに疲れたときは、こちらを見て時々中和させてます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以降も頑張って更新していきます。
はなこ
画像:BS12より引用