大好きな中国ドラマ 

あらすじと気ままな思いを綴ってます

大唐見聞録 29話あらすじ

【登場人物】

雲燁(うんよう)、李安瀾(りあんらん)、李世民(りせいみん)、長孫皇后(ちょうそんこうごう)、李承乾(りしょうけん)盧辛月(ろしんげつ)以上の6人の紹介は省きます。11話まで、もしくは23話を参照ください。

孫神医(そんしんい) 医者

李泰(りたい) 魏王、承乾の弟、野心家

侯小妹(こうしょうまい) 侯君集の娘、亡くなったことを父は知らない

侯君集(こうくんしゅう) 陳国公

陳彪(ちんひょう)  侯君集の影

公輸木(こうしゅぼく) 墨家の男、安瀾の兄弟子

 

【あらすじ】

~悲田坊~

承乾は小妹が亡くなったことを孫神医から聞く。助けることができず謝る孫神医に、この娘の家族は殺されていないため、助けたよしみで自分が葬る と承乾は偽りを言う。

承乾が小妹の亡骸を見つめている時、辛月が部屋に入って来たので承乾は驚く。ところが、辛月が承乾に ごめんなさい、仕方なかった、あなたを破滅させたくなくて・・ と言うので、承乾は辛月を抱きしめた。

 

~山の中~

承乾と辛月の二人は、小妹の亡骸を埋葬した。

小妹が、 殿下とのことを陛下に話す と言って聞かなかった と辛月は昨晩のいきさつを承乾に話す。辛月は、私はあなたを守ることを選んだ あなたを好きになった時自分の運命を悟った、もう引き返せない と言う。承乾は辛月の手を取り、小妹の冥福を祈ろうと言って二人で跪いた。

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太上皇の葬儀~

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太上皇である李淵の葬儀が厳かに行われる。雲燁も参列し、心の中で『太上皇安心してください、安瀾は俺が守る』と誓った。魏王も突厥との戦いの途中、急遽戻ってきて参列した。

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葬儀の後、雲燁は侯君集に、申国公が何日も屋敷に帰ってない、噂では陛下に軟禁されているとのことだが・・と話をする。侯君集は、申国公は皇后の叔父であるし陛下も一目置く方だ、めったなことを口にしないようにと雲燁に注意した。

 

~陳国公の部屋~

夜に承乾がやって来た。侯君集は昨日から不在の娘の行方を知らないかと聞く。承乾は 知らない、もし私のもとに来れば必ず誰かに命じてここに連れてくると 嘘をついた。

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承乾は、申国公が極秘に軟禁されているようだと言った。ここは敵に先んじて策を講じなければならないと言う承乾。叔父上に何かあれば長孫家が揺らぎ、権勢にも影響が出ると心配している。だが侯君集は、焦ってはならない、まだ時期ではない、状況も分からずに動くと陥れられる可能性もあると忠告した。承乾は侯君集の言葉に納得して帰って行った。

裏で話を聞いていた陳彪が、陛下は高士廉をどうする気でしょうか?とたずねるが、侯君集は今は静観するしかない、と答えた。

 

小妹の侍女が呼ばれ、侯君集が娘の行方を聞く。行方を知らない侍女は 知らないとしか答えようがない。知らない と言う侍女の様子を見て怒った侯君集は、首を絞め殺してしまった。側にいた陳彪は口をつぐんだまま下を見ている。侯君集は陳彪に、太子殿下がこの数日訪れた場所を調べろ、目を離すな と命じた。

 

~朝議~

魏王は突厥との戦いの状況を説明している。わが軍は苦戦を強いられ兵も半減した。冬になる前に、突厥の城を陥落しないとわが軍に勝算はないと言う。承乾が、戦いに疲れている魏王の代わりに自分が戦いに行くと申し出るが、陛下に反対される。

陛下の命で頸州刺史(けいしゅうしし)の常何(じょうか)が援軍として行くことになった。

 

朝堂を出たところで、雲燁は魏王に声をかける。突厥の砦を壊す良い方法がある、2日後に現物を見せると言った。魏王と雲燁が話している姿を横目に、承乾は去って行った。

 

 

 

~皇宮~

雲燁は突厥を攻める武器を見せるために、陛下と魏王に集まってもらった。

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あらかじめセットしていた鼎(かなえ)に火をつけると、大きな音がして爆発を起こし、鼎が割れた。雲燁はこれは火薬という爆弾だ、と説明した。どんな固いものでも壊すことができると。


爆弾の威力に納得した陛下は、魏王と雲燁に爆弾を作るよう命じた。さらに魏王は、この爆弾作りの情報が漏れないよう、皇宮内に恪物院(かくぶついん)なる施設を設け雲侯爵に指揮をとらせては?と進言すると、陛下は納得した。

 

~雲燁の屋敷~

承乾がやって来て、いつから魏王に近づいた? 弟の手先となる見返りは何か? と聞いてきた。魏王はこの数日得意満面の様子だと明かした。雲燁が魏王と親しくするのが気に食わない承乾は、何か悩みがあるなら自分を頼ってほしいと言うが、安瀾が生きていること・申国公のことを調べていることを明かせない雲燁は口をつぐむ。

 

その後承乾は、こっそりと辛月に手紙を渡して帰って行った。

 

 

~恪物院~

雲燁が公輸木に依頼して、爆弾を作るために墨家の男たちが集められた。魏王がはげましのことばを皆の前で述べるが、男たちは反応がなくやる気がない。あとは雲燁に任せると言って魏王が去って行った。

墨家の男たちの前に安瀾が姿を現すと、皆が喜んだ。李家の為に力になることに納得がいかない墨家の男たちだが、安瀾の言葉でしぶしぶ爆弾つくりに力を貸すことにした。

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雲燁が説明しても誰も反応がない。見かねた公輸木が墨家の男たちに指示を出す。安瀾は玄武門の戦いのことで墨家の者は李家に恨みを持っている。皇家の仕事をするのはみんな嫌なのだ と雲燁に説明した。

 

皆の気を引こうと雲燁は腕を振るってお弁当を作るが、偏屈な墨家の男たちは万頭だけ食べて、誰もお弁当には手をつけなかった。

 

 

~人気のない場所~

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承乾と辛月は人のいない場所で会う。いつか堂々と会えるようになるために準備を進めていると言う承乾。私が愛しているのは盧辛月だけだと。豪華な婚礼は望まない側にいたいだけという辛月。何かあれば相談してほしい共に乗り越えましょうと言う。今後は二人で乗り切ろうと誓い合った。

昨日雲燁が、突厥を負かす方法を魏王に教えた。太子の座を狙っている弟が戦いに勝てば、自分の太子の座も危ういと気をもんでいる承乾。魏王と雲燁の二人が何をしているのか知りたいというと、探りを入れてみる と辛月が言った。

 

~恪物院~

墨家の男たちは雲燁の作ったパズルに夢中になっているが、簡単に解けず苦労している。雲燁がいとも簡単にといてみせると、皆は称賛の目で雲燁を見た。

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【ポイント】

中国歴史ドラマの葬儀の際に、白い紙を撒くシーンを見ます。これは紙銭(しせん)と言い、紙を銭の形に切り抜いて作ったものです。死者があの世で幸福を受け、裕福に暮らせるようにと、仏前や墓前で焼くものです。また葬列で撒くこともあります。

 

 

このドラマの初めのあたりとは印象の変わって来た役どころの二人を紹介します。

 

まず一人目は、辛月です。承乾と辛月は、亡くなった小妹をこっそり埋葬してしまいます。もうこの二人、とんでもないことになってしまいましたねぇ(驚)

はじめのころは悲田坊で孤児の世話をしたり 冷静で賢く優しかった辛月なのに、どんどん泥沼にはまっていきます。 愛に溺れてしまった女ーと言った感じでしょうか??周りが見えなくなってしまうんでしょうね。そういうところはお祖父さん似、なのかもしれません。

 

二人目は李泰=魏王です。はじめは幼い弟君でかわいい演技でしたが、徐々に皇太子の座を狙う野心家に変貌しました~演技力ありますね~兄に対抗心をあらわにしている所など、視線・表情・動き でつぶさにわかります。

朱贊錦(チュウザンジン)さん。

陳情令と言うドラマに出演しています。私はまだ視聴してないのですが、このドラマかなり人気がありますよね~機会があればぜひ見てみたいです。

 

 

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