大好きな中国ドラマ 

あらすじと気ままな思いを綴ってます

大唐見聞録 31話あらすじ

【登場人物】

雲燁(うんよう)、李安瀾(りあんらん)、李世民(りせいみん)、長孫皇后(ちょうそんこうごう)、李承乾(りしょうけん)盧辛月(ろしんげつ)以上の6人の紹介は省きます。11話まで、もしくは23話を参照ください。

李泰(りたい) 魏王、承乾の弟、皇太子の座を狙っている野心家

侯君集(こうくんしゅう) 陳国公、

陳彪(ちんひょう) 侯君集の影

常何将軍(じょうか) 陛下に信頼されている将軍、玄武門の戦いのことを知っている

悲田坊の弟子 孫神医の弟子

高士廉(こうしれん) 申国公 、皇后の叔父

公輸木(こうしゅぼく) 墨家、安瀾の兄弟子

 

【あらすじ】

~玉山~

魏王が雲燁に爆弾づくりをもっと急ぐように話しているところに、扉を開けて安瀾が入って来た。

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お互い顔を合わすことなくうまく部屋から出て行った安瀾。

魏王は、何名かに別の場所で作らせろ 生産が早まるなら民が数人犠牲になってもかまわない とまで言う。雲燁は、陛下との約束で、民に何かあった場合自分は責任を負わなければならないし、魏王も責任を問われる と忠告した。

その時辛月が食事をもって部屋に入って来たため、魏王は 先程の件を考えておいてくれ と雲燁に頼んで部屋を出て行った。

辛月も雲燁に食事を渡して部屋の様子を見たのち、帰って行った。

 

 

~皇宮・陛下と高士廉~

陛下は高士廉に、雲燁がそなたを疑っている と伝える。高士廉は雲燁が何かやらかしそうだと心配しているが、陛下が 雲燁は安瀾と若蘭の仇を討とうとしているが、一途なだけで心配ない と言った。陛下は、そろそろ本物の黒幕が尻尾を出す頃に違いないと、ほくそ笑む。

 

~朝議~

陛下は、爆弾製造所が完成し生産を始めることができた魏王と、政務に励んでいる太子の二人を褒めた。

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陛下は太上皇の陵墓で墓守をするためしばらく長安を離れる。その際に太子を監国に命じ政務を一任すると宣言。太子は快諾した。

 

 

~侯君集の隠し部屋~

 承乾は侯君集に、魏王が毎日玉山で爆弾つくりの監督をし、完成品は100余にのぼると話した。侯君集は、爆弾が戦に使われ戦功を立てれば、魏王の地位が日に日に高まり、権力を持ってくるだろうと言った。かつての秦王(李世民)に似ていると。

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陛下が留守の間に監国の立場を利用して、魏王を玉山で爆死させれば良いと恐ろしい言葉を発す。製造途中の事故にできると。優しい承乾は侯君集の言葉に反対する。

警備の厳しい玉山に自由に出入りできる辛月と共に、御者に扮した配下が行き、辛月殿が離れた後に製造所を爆破させればよいと言った。魏王の力が増してくる事をおそれて、承乾は侯君集の案を受け入れた。

承乾が帰った後ー

侯君集は陳彪に、辛月と共に玉山に入り、爆破して魏王に死んでもらおう。その後辛月を殺せと命じた。

 

~玉山~

雲燁は常何将軍を酔わせて『墨家の者たちが玄武門で戦っていた時には、申国公は皇宮に戻っていた』という真実を聞き出した。

 

そのことを安瀾に告げるが、高士廉が犯人だと疑っているため信じようとしない。雲燁は安瀾に何事も慎重に。行動を起こす前に相談するよう言った。

 

 

魏王は、監国になった兄の承乾が自分の周りを調べていることを知るが、爆弾の製造が最優先の為気にしないでいる。爆弾の製造も順調に進んでいる。

 

 

承乾から魏王の爆死計画の手伝いを依頼された辛月は、玉山の様子を承乾に話した。明後日に実行しよう もう我慢は嫌だ、私たちに時間はない と言って、二人はお互いの気持ちを確かめ合った。

 

その後辛月は、悲田坊から持ってきたお供え物のお菓子を、小妹が埋葬されている場所に供える。悲田坊の弟子が辛月の様子をこっそり見ていて、そのお菓子欲しさに2個持って行ってしまう。そのことを辛月は知らないでいる。

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~玉山の雲燁の部屋~

雲燁は安瀾の為に贈り物を用意して待っていた。

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明かりを消して、回り灯篭が織りなす世界を二人は楽しむ・・・そのまま夜を共にした。

 

雲燁を眠らせて、安瀾は男の格好をして馬に乗り皇宮へと向かった。その姿を公輸木が偶然見て、こっそり後をつけていた。

 

 

~玉山~

翌朝になり、承乾が依頼していた御者を殺して、陳彪が辛月の馬車の御者に扮する。辛月の馬車が玉山へ到着。御者姿の陳彪は馬車を降りた辛月に、火薬庫がすぐそこにあるのでふもとの馬車で待つように言った。

 

陳彪は火薬庫近くに火を投げた。

火が燃え広がっていく。

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 ~陛下の馬車~

太上皇の陵墓へと向かう陛下の馬車が城門を出たところで、跪いている民の中に安瀾の姿があった。そして皇宮の方へと向かっていく。さらに安瀾のあとを追う公輸木もいた。

馬車の中で陛下は、申国公も共に陵墓に行くことは誰も知らない。黒幕が皇宮にいる国公を狙って動き出すはずだ と申国公に言った。

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長安を離れている間に何が起こるか楽しみだと。

 

 

~玉山~

兵士たちが懸命に消火作業にあたるが火の勢いが弱まることはなかった。

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安瀾によって眠らされていた雲燁が目覚めて外を見ると、製造所が燃えていることに驚き走って行く。途中で足を怪我した辛月と出会い、二人はそちらに向かっていった。

その頃ー

避難しようとしている職人たちに、魏王が、 持ち場を離れるな と命令。

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火の勢いは増し、火薬庫にまで燃え広がろうとしている。

雲燁は馬を走らせ魏王を助け、墨家の職人たちを非難させた。

 

火を放ったあと陳彪は、辛月に伝えていたふもとの馬車まで行く。ところが、そこに辛月はいない。侯君集の命令で辛月を殺すため、また製造所の方へと向かっていった。

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陳彪は、雲燁と辛月がともにこちらに逃げてくる姿を目にする。徐々に距離が近づいていく。が、その時、爆音とともに火薬庫から火が上がり、粉々に爆破されてしまった。

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皆が一斉に逃げてくる。陳彪もきびすを返して逃げた。

 

 

~皇宮~

安瀾は、申国公が捕らえられていると思われる部屋に忍び込んだ。だがそこに申国公は居ない。外に出たとき、玉山の方向から爆音とともに煙が上がっているのが見えた。

 

侍衛達に見つかり柱の陰に隠れる安瀾のもとに、突如公輸木が助けにくる。罠だと気づいた安瀾。代わりに公輸木が前に走り出ておとりとなり、逃げきれず射られてしまった。

 

 

 

【ポイント】

雲燁は安瀾の為に回り灯篭を作ってプレゼントします。

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部屋のあかりを消し、キラキラと回る灯篭の光を見て、安瀾は『お星様がいっぱい、キレイね』と呟くのです。

嬉しくて驚いて少し戸惑った表情の安瀾に、雲燁はもっと喜んでもらいたいと思って『小さすぎるならもっと大きいものを』作ってあげようと言うんですね、なんて優しいんでしょう。 そしてついに 二人は結ばれるんですね~

雲燁は一貫して安瀾一筋なところが良いです!!

 

承乾も辛月と2人で度々会っています。新婚だというのに・・皇太子妃は大丈夫なんでしょうか??

 

 

辛月がお供えしたお菓子を、悲田坊の弟子が少しだけ取っていくんですね〜悪い子ではないんでしょうが。

そう、この事が 大変な事になってしまうのです・・・

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

残り5話となりました。以降も頑張って更新していきます。