大好きな中国ドラマ 

あらすじと気ままな思いを綴ってます

大唐見聞録 32話あらすじ

【登場人物】

雲燁(うんよう)、李安瀾(りあんらん)、李世民(りせいみん)、長孫皇后(ちょうそんこうごう)、李承乾(りしょうけん)盧辛月(ろしんげつ)以上の6人の紹介は省きます。11話まで、もしくは23話を参照ください。

常何将軍(じょうか) 陛下の腹心の将軍

李泰(りたい) 魏王、承乾の弟、野心家

侯君集(こうくんしゅう) 陳国公、

陳彪(ちんひょう)  侯君集の影、

孫神医(そん) 医者

悲田坊の少年 孫神医の弟子

黄鼠(こうそ) 穴掘りの名人、雲燁のところで働いていたが突然逃げ出した男

小妹(しょうまい) 侯君集の行方不明の娘 

 

【あらすじ】

~皇宮~

逃げる公輸木は侍衛に射られてしまった。

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承乾のもとに皇宮に曲者が入ったとの知らせが届く。また大きな音は玉山の事故のようだと。承乾は詳しく調べるよう命じた。

 

部屋に戻った承乾は人の気配を感じた。

現れたのは死んだはずの安瀾。驚愕した承乾に、安瀾は 仲間を助けて、説明はそのあとで と言う。了承した承乾は安瀾を部屋にかくまった。

すぐに承乾の前に捕らえた曲者が連れてこられる。すでに息絶えてしまった公輸木だ。

毒を飲み自害したことを知り、安瀾は物陰で声を押し殺して泣いた。

 

~玉山~

爆発の煙を吸い込んで意識を失っていた雲燁。看病していた辛月が、爆発の被害は甚大で魏王も負傷したことを告げた。今は皆治療中だと。

防災の備えは万全なのに急に火災が起きた、とても普通の事故とは思えない、これは放火による事故だ という雲燁。内部に詳しいものの仕業だと。

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その言葉を聞き動揺する辛月に、 皆が一斉に逃げているのに一人こちらに向かってくる男がいたのをを覚えていないか?と雲燁が聞くも、覚えていないと答える辛月。雲燁は、辛月が何か知っているのではと感じた。

 

 

~承乾の部屋~

承乾は安瀾に、あの男は手厚く葬る と言った。安瀾が生きていることを雲燁は知っていたのに、自分だけ知らなかった事に疎外感を感じた承乾。安瀾は、母を殺した黒幕を突き止めるため、皆には死んだことにしていたと明かす。

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承乾は 高士廉は陛下と陵墓に行ったので皇宮には居ないと。この皇宮は父上が罠を張ったのだと説明した。父上は権力がすべて、もし高士廉が若蘭殿を殺したとしていても、高家と長孫家に免じて罪には問わないだろう と言った。

承乾は、生まれた時から父上に操られる一つの駒にすぎない、皆の望む太子になろうとしたが手に入ったものは何もない。天をひっくり返して他の天に換えよう。自分が即位した際には、高士廉をその手で成敗させ姉上に仇をうたせよう と言った。私と手を組まないか?と聞かれ、今は答えられないと返事をした安瀾。

安瀾は、一歩踏み出せば後戻りはできなくなる、よく考えるように と承乾に忠告した。

承乾は安瀾に服と令牌を渡して門から出るように言った。

 

~陵墓~

陛下は承乾の秦上書を読んで、自分の不在の間に二つの事件が起きたことに驚く。想定内ではあるが皇宮の侵入者と、玉山の火薬庫の爆発だ。

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陛下は常何将軍を呼び、玉山の爆発の責を攻め叱責するが、必ず次の任務はまっとうせよと命じた。

 

 

~玉山~

皇宮から出ることができた安瀾は、救護場で雲燁を捜す。向こうから歩いてくる姿を発見し安心したのもつかの間、事故に関わった者として、勅命により辛月と共に捕らえられた。

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~侯君集の屋敷~

陳彪は侯君集に、計画の途中で雲燁が現れ辛月と李泰を救った、ともに始末をと思った矢先に火薬庫が爆発して機会を逃した と報告。またしくじったことに侯君集は怒り心頭。次回しくじったときは命はないと思えと脅す。

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小妹の行方を3日以内に捜索せよと命じた。

 

~朝議~

常何将軍が陛下の勅旨をもって入って来た。

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皇宮の刺客 玉山の爆発 は国を揺さぶる一大事、太子が法に従い処理し、後に朕が自ら審理するー本日より爆弾の製造を禁ずるーとの勅命を承乾に渡した。

 

~大理寺~ 

辛月と雲燁は別の部屋に収監。雲燁は麻雀の必勝法を伝授することを餌に門番を買収し、雲家への使いを依頼した。

 

 

 

〜皇宮〜

承乾は魏王を捕えて、玉山の爆発に関わるもの全員大理寺に収監、当然指揮官のそなたも同じだ 軟禁する と言った。今は私が監国、太子の私がすなわち勅旨だ と。

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魏王は突然高笑いする。太子の座を守るために私を陥れたいのだろう?自分の為ではなく太子殿下の為に軍功をあげてきた 女のせいで堕落するのをみたくなかった と言う。

承乾は、お前の野心は周知の事実、負けた今ごまかそうとしても手遅れだ と言う。

こうなるならあの時女を殺しておくべきだった と言う魏王の言葉に、承乾は襟元をつかみ 辛月に手を出せば八つ裂きにしてやる と言った。

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あの爆発は兄上の仕業なのか?私の命を狙ったのか?との魏王の問いに承乾は答えず、閉じ込めろ と怒号を発した。

 

 

 

長安の町~

陳彪の手下が町のあちこちで小妹の似顔絵を見せて行方を捜索している。

悲田坊の孫神医に小妹の似顔絵を見せると、少し動揺し、私は何も知らないと返答。そのやりとりを陳彪が見ていた。

 

~大理寺~ 

辛月の牢に承乾が来た。承乾は、すぐに玉山を離れる計画だったのになぜとどまったのか聞くと、離れようとした時けがをしたのだが 雲燁さんに助けられた と答える辛月。辛月は、雲燁に何か感づかれたかも と話す。

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承乾は、計画の為もう少し辛抱してくれと言って辛月を抱きしめた。私たちの苦しみはじきに消えると。

 

雲燁の牢に承乾が来た。辛月を助けてくれたお礼を言う。投獄は父上の命令の為、出られるように手を打つから待ってほしい と言う承乾に、ここも悪くない と言う雲燁。

勅命により爆弾の製造が禁止されているが、突厥との戦いに何としてでも勝ちたい承乾は、爆弾の製造方法を教えてほしい と雲燁に頭を下げる。だが雲燁は、手は貸せない断る と言う。

分かった と言って牢を出ようとした承乾に、雲燁は 正しい道を と声をかけた。

 

~妓楼~

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遊んでいる黄鼠のもとに、雲燁が放ったオウムの おうざい が飛んできた。黄鼠1000両 と言う。その言葉を聞き、おうざいを連れて黄鼠は出て行った。

 

~承乾の部屋~

隠れていた安瀾が承乾の前に姿を現す。承乾は、大理寺にいる雲燁は元気だと伝えた。だが父上が戻れば爆発と皇子の負傷の為おそらく雲燁は死罪になるだろうと。

安瀾は承乾に手を貸すことを決め、そのことを伝えにやって来た。ただ、雲燁を巻き込まないこと、墨家の者を釈放して城外に送り出すこと の二つを約束してほしいとお願いした。承乾が天下を取るべく二人は手を組むことになった。

 

 

~悲田防~

門の外で遊んでいる子供たちの側に陳彪がいる。一人の少年が陳彪の持っている包みを指さし、それはお菓子?と聞く。匂いで分かったと言う少年に、陳彪が一つお菓子をあげると、すぐに食べないで胸に大切そうにしまった。不思議に思って陳彪が理由を尋ねると、名前は知らないけど、辛月姉さんの亡くなった友達にあげたいんだ と言った。

 

少年の後をつけ、お菓子を供えた場所を見つけ、陳彪が掘り起こす。土の中から・・

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~侯君集の屋敷~

陳彪が戻って来た。小妹の遺体とともに

 

誰がやったのか侯君集が聞くと、おそらく辛月、太子殿下がかかわっているかはわからない と陳彪が答える。侯君集はどんな手を使ってでもよいから詳しく調べよと陳彪に命じた。娘の亡骸を抱き、お前を殺したものを許さないと言って泣き崩れた。

 

~大理寺~

黄鼠が穴を掘って出てきた先は雲燁の牢だった。逃げようとする黄鼠を、雲燁は捕まえた。

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耳の聞こえない下働きのふりをして、大理寺に忍び込んだ陳彪。門番たちに食事を与え眠らせたのち、カギを奪って辛月の牢へとやって来た。

 

 

【ポイント】

 21話から登場した黄鼠(こうそ)は、逃げ足が速く、悪人ではないけれども決して良い人とも言えない 穴掘りの名人。雲燁に抵抗できない小心者です。ちょい役での登場と思っていたのですが、なかなかいい動きをするんですね~黄鼠が。

 

安瀾が大理寺の牢に捕らえられたときに穴を掘って脱出させました。雲燁が承乾にあげるケーキを作るとき、ものすごい力で卵を泡立てメレンゲを作りました。あまり話には出なかったですが、雲燁のもとで家具を作ったり爆弾を作ったり・・しました。

 

まあその程度は当たり前かもしれないですが、ドラマ終盤に黄鼠に関係した、本当に面白い?!良い?!場面があります。ぜひぜひお楽しみに。

 

 

悲田坊の弟子 浩浩(こうこう)という名前ですが・・・31話で、お供えしてあるお菓子をちょっともらって、律儀に後日32話で返しに行ったんですね。それも陳彪からもらったお菓子を!!

 

あ~バレてしまいました、小妹が埋葬されていることが。 悪いことはできないですね。辛月と承乾がどうなってしまうのか・・・残り少なくなりましたが大注目です。

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

残り4話となりました、以降も頑張って更新していきます。