大好きな中国ドラマ 

あらすじと気ままな思いを綴ってます

大唐見聞録 24話あらすじ

【登場人物】

雲燁(うんよう)、李安瀾(りあんらん)、李世民(りせいみん)、長孫皇后(ちょうそんこうごう)、李承乾(りしょうけん)盧辛月(ろしんげつ)以上の6人の紹介は省きます。11話まで、もしくは23話を参照ください。

李淵(りえん) 太上皇李世民の父、承乾・安瀾の祖父、安瀾が亡くなったことを聞き倒れてしまった

侯小妹(こうしょうまい) 侯君集の娘

李泰(りたい) =魏王、承乾の弟

蘇婉(そえん) 蘇亶(そたん)の娘、陛下と皇后の意見で皇太子妃に決まった

黄鼠(こうそ) 穴掘りの名人

雲小南(うんしょうなん) 雲家の孤児の娘

雲老夫人(うんろうふじん) 雲燁の祖母

公輸木(こうしゅぼく) 墨家の人、安瀾が兄と呼んでいる

 

【あらすじ】

~長寧観~

安陽公主の葬儀が行われている。雲燁は、祟りを避けるためお祓いをしている事を知り、葬儀を取り仕切っている承乾に怒る。承乾は雲燁の気持ちを考えお祓いをやめさせ、長公主のご遺体が埋葬されるまで会いに来るとよい と言った。倒れた祖父の見舞いに行ってくると言って出て行く承乾。

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雲燁は皆を下がらせて、一人位牌の前で安瀾との思い出の品を並べながら彼女のことを想い出し涙した。

 

太上皇の部屋~

太上皇の状態は良くない。血を吐き倒れて床に臥せっている。太上皇は皆を下がらせ息子である陛下と二人で話を始めた。

お説教を覚悟していた陛下に、太上皇は、今日ほどそなたに失望した日はなかった。そなたの安瀾に対する気持ちはさておき、皇族の血を引く娘だ、やむを得ぬ事情で牢に入れたとて、厳重に見張りをつけるべきだった と諭した。大理事は警備が厳しくあるべきなのにそなたの代で焼失させてしまった と嘆いている。陛下は、必ず真相を突き止め、安瀾を安心させる と言った。

咳込み喋るのが辛くなった太上皇を見て陛下は もうお休みください、己の犯した罪は己で償います と言葉をかけ部屋を出て行った。

 

東宮

救済活動に精を出す息子の承乾を見て、身なりを整えてやりながら母として嬉しく思っている。また久しぶりの母の優しさにふれ、承乾も嬉しく感じている。

皇后は、政だけでなくそなたにはやるべきことがある 東宮に太子妃を迎える時が来た そろそろ婚礼の準備をしよう と言った。承乾は、お祖父様が伏せっている今 行うことに疑問を持ったが、皇后は、婚礼で太上皇もよくなるはずだ と言う。陛下と話し合ってすでに太子妃を決めたという皇后に、承乾は侯小妹を正妃にすることを再度希望する。ところが、私たちの選択を信じなさい、小妹が好きなら側室にすればよい と皇后が言った。

泰にもこんな無理強いをしますか? との承乾の問いに皇后は、私は兄弟でひいきはしない 太子としての責任をよく考えなさい と強い口調で諭した。承乾は拳を握りしめぐっと我慢した。

 

 

~長寧観~

雲燁は承乾に墓守に命じられた。ところが幽霊騒ぎが起こり、侍衛たちは皆怖がり騒いでいる。雲燁が詳しい状況を聞くと、当直の夜に物音がし 公主が安置されている部屋に人影を見た と一人の侍衛が報告する。夜に安瀾が安置されている部屋に一人入っていく雲燁。位牌の前に置かれた 仕掛けの外された盧班鎖に目をやった。

 

翌朝、雲燁は名高い法師を招いてお祓いをしてもらう。

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法師は雲燁に、あなたに悪霊がついている 香を焚き一人でお祈りください と助言する。雲燁は、今日から一人で守る 誰も中に入るな と皆に命じた。

 

~雲燁の部屋~ 

雲燁は、 自分に悪霊がとりついていると、わざとあの法師に言わせた 今から書斎にカギをかけるから誰も部屋に入らせないように と辛月に言った。

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机の引き出しから、二つの盧班鎖をとりだして、雲燁はじっと見つめた。犯人を見つけようと、何かを仕掛けたのだ。

 

 

ー皇宮では、正式に蘇婉(そえん)が皇太子妃になることが決まったー 

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~侯君集の屋敷~

侯君集は、皇太子妃が蘇婉に決まったことを聞き激怒している。

何もまだ知らない娘の小妹が、殿下に贈るために手巾の刺繍をしている姿を見て、侯君集は嘆いた。

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 ~皇宮~

雲燁に食事を持ってきた辛月は、承乾が蘇婉と結婚することを知りショックを隠し切れないでいる。雲燁に食事を渡し、流した涙をそっとぬぐって、帰って行った。雲燁は、渡された食事とともに、承乾の婚礼の招待状を目にした。

 

雲燁は承乾のところにお酒を持参してやって来た。なぜおれに婚礼の招待状を送って来たのか? 辛月の気持ちを考えろ と忠告する。

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承乾は、俺が送ったんじゃない礼部だ 太子には跡継ぎが必要で生まれた時点で人生は決まっている 姉上とてお前と逃げなかっただろう? と言い返す。

雲燁は、辛月に離縁状を出して彼女を自由にする と言った。承乾は雲燁に、辛月への伝言を依頼した。

『明朝 金水門で来るまで待っている』と。 

 

 

~雲燁家~

雲燁は辛月に、承乾からの伝言を伝える。君には幸せになってもらいたい と辛月をいたわり、どうするかの選択を彼女にゆだねた。

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夜中に雲燁の部屋に忍び込んできた男がいる。その男は、安瀾の牢に通じる穴を掘った黄鼠(こうそ)だ。雲燁は彼を捕えて目隠しをしてしばりつけた。知っていることをはかせようとするが、簡単には明かさない。朝になりやっと知っていることを白状し始めた。捕らえられた男のことが気になって小南と老夫人が部屋にやって来る。雲燁が縛っていた縄を解くいなや、黄鼠は部屋を飛び出す。

 

 

~金水門~

金水門が見える少し離れた屋台で、長い間辛月は考えている。門のところに承乾の姿が見える。

決心して 辛月は金水門まで行き、承乾と会った。

 

 

~古びたお寺~

黄鼠に聞いた場所に一人でやって来た雲燁。仏像の目を触ってみると、奥の壁が動いて中に別の部屋が現れる。雲燁が部屋に足を踏み入れようとしたその時、何者かによって頭を殴られ気を失ってしまった。

 

意識が戻ると、雲燁の胸元を探っている男が目の前にいた。驚き飛び起きる雲燁。

雲燁は 例の物がほしいんだろう とその男(公輸木)に言う。分かっているなら渡してくれ とその男が答えた。

雲燁は、

安瀾 聞け 例の物は隠しておいた 君にだけ教える、出てこないと手に入らないぞ 

と強い口調で言う。

 

 

扉が開き  

安瀾が中に入って来た。

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【ポイント】

あれ~  安瀾が生きていました(驚愕!!

 

まぁまぁ そこは、ドラマということで良しとしましょう。詳細は25話で明らかになります。

 

雲燁は安置されている位牌の前に、偽の盧班鎖を置いたのですね。その仕掛けが外されていたのを見て、墨家の者が幽霊騒ぎに関わっているとよんだのです。偽の法師にお祓いをさせ、犯人をおびき出そうとするなんて、雲燁はなかなか頭がいいですね。

 

 

承乾の婚儀が決まり、辛月はショックを受けます。皇太子という立場上、自由に相手を選べないのはかわいそうな気もしますが、仕方ないことですね。でも、この承乾、やっぱり女難の相があると言うか・・実はずっとこの後も女性関係で悩まされます。

 

 

 

 

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