大好きな中国ドラマ 

あらすじと気ままな思いを綴ってます

大唐見聞録 25話あらすじ

【登場人物】

雲燁(うんよう)、李安瀾(りあんらん)、李世民(りせいみん)、長孫皇后(ちょうそんこうごう)、李承乾(りしょうけん)辛月(ろしんげつ)以上の6人の紹介は省きます。11話まで、もしくは23話を参照ください。

公輸木(こうしゅぼく) 墨家の男 安瀾が兄とよんでいる

黄鼠(こうそ) 穴掘りの名人

高士廉(こうしれん) 申国公(しん)、長孫皇后の叔父、陛下と皇后も娶せた人物

 

 

【あらすじ】

~古びた寺~

扉が開いて安瀾が部屋の中に入って来た。安瀾の生きている姿を見て、雲燁は微笑んで近寄るが、安瀾は剣で雲燁を遮る。死んだふりをしてまで俺を避けたいのか?と声を荒げる雲燁に、違う巻き込みたくなかった と答える安瀾。俺の気持ちも知らないで・・と言って安瀾を抱きしめた。

 

再会の喜びに浸っている雲燁に、公輸木は もういい あれを渡せ と言う。すると、安瀾に渡すと言う雲燁。雲燁があの遺体はどういうことか安瀾にたずねた。

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<安瀾の話>

公輸木が黄鼠に牢までの穴を掘らせ偽の屍を運んできて、簪を握らせた。二人の侍衛の男が襲ってきて戦って倒し、私たちは黄鼠の掘った穴から逃げた と。

 

雲燁は偽の盧班鎖をわざとおいていたと二人に種明かしをした。雲燁のことがどこか気に入らない公輸木は、雲燁に喧嘩を吹っ掛けてくるが、安瀾が止めに入る。

安瀾が 私のことは秘密よ、承乾にも言わないで と釘を刺すと、安心しろ と答える雲燁。田おじさま(田和子)は利用され口封じされた、私は死んだ身の為、雲燁がいれば助かるわ と安瀾が公輸木に言った。

雲燁が盧班鎖を取り出して安瀾に渡す。安瀾は手に取るなり軽々と開ける。すると中には 申 の文字が書かれた小さな棒が入っていた。安瀾が 『自分を殺した男の姓は 申 だ』 という意味では?と解釈する。田和子は、助けてくれていた男の名前は語らなかったが、玄武門の戦いに関わった と話していた事を公輸木が明かした。

玄武門の戦いに関係した者に 申 という者がいないか調べよう と公輸木が言った。

 

 

~静かな川辺~

承乾と辛月が二人で満月を見ながら語っている。私たちは結ばれない運命と諦めている辛月に、承乾は今後の計画について君と話すために来たと明かした。しかし辛月は、私は明日尼寺へ行き出家します 死んでいたはずが陛下のおかげで生きながらえた、今後は生きるしかばねとして過ごして行きます という辛月。

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承乾は、君への想いは変わらない、皇帝になれば君と大事なものをすべて守ることができる、忘れないでほしい、信じてくれ 二人の幸せな将来の為だ・・

そう言って承乾は辛月の額に口づけをして、二人は誓い合った。

 

~雲家~

一度は逃げたと思われた黄鼠だが、雲燁の手によって捕らえられていた。雲燁は公輸木に黄鼠を引き渡した。

 

承乾と話をして帰って来た辛月に、雲燁は今後のことを聞いた。辛月は嫁いだ以上これからも雲家に尽くします と言った。雲燁は辛月の決断を尊重することにした。

 

 

~侯君集の屋敷~

承乾が結婚することを知り放心状態の小妹は、出来上がったオシドリの刺繍の手巾を見つめて、自宅の庭にある井戸に身を投じる。その瞬間を目撃した侯君集は急いで井戸に駆け寄り落ちた娘を助ける。

 

 

~承乾の部屋~

承乾のところにやって来た雲燁が、主 不在の為帰ろうとすると、先に部屋で待っていた皇后が声をかけてきた。早朝から承乾が不在のようだが、そなたがかかわってはいないだろうな? と雲燁に問い詰める。殿下の邪魔はしない 手伝うことはないかと聞きに来ただけ と答える雲燁。

皇后は、承乾の結婚相手の蘇家の嫁入り道具を秘密に作ってくれないか と雲燁に依頼してきた。雲燁は、木工所を開く予定なので、そこで家具を作りましょう と提案した。

 

~侯君集の屋敷~

そのころ承乾は、侯君集の家にいた。井戸から助けられケガをした小妹が眠っている。

承乾は、小妹が作ってくれた手巾を握りしめている。別の娘と結婚することを知った小妹は、ショックのあまり井戸に身を投げた と。何とか一命はとりとめたが、おなかの子供はダメになった と侯君集が承乾に伝えた。大事に育ててきた私の宝なのだ、もしいなくなってしまったらどうしたらよいのか・・と侯君集は泣き崩れた。

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承乾は侯君集に跪き詫びた。小妹に、必ず君を娶る 想いに報いる と伝えてほしい と言って部屋を出て行った。去って行く承乾を、侯君集はじっと見た。

 

 

~ 七巧閣(しちこうかく)~

雲燁は新しく木工店を構えた。皇后に依頼された家具を作ることになっている。

 

雲燁は安瀾・公輸木・黄鼠の三人をこの木工店の裏の屋敷に呼んだ。役目は終わったと言って逃げようとする黄鼠に、雲燁が墓泥棒はきつい仕事やめとけ、新しい店を作ったからそこで働けと進める。雲燁は承乾の婚儀が決まり、そのための家具を作る店だと説明。安瀾は公輸木に、墨家の人を連れてきて、ここで働いてもらおうと言った。

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 安瀾がなくなったことでショックを受け太上皇が倒れた。その為 慶事が必要だと考えた皇后が、承乾の結婚を決めた 辛月も知っている と雲燁は安瀾に説明した。雲燁は辛月に離縁状を書くつもりだったが、承乾と会った後に辛月が、雲家に残ると言ってきたことを明かした。辛月が雲家に残る理由が分からない 雲燁と安瀾だった。

 

東宮

承乾のところに申国公がやって来た。国公は承乾の小さなころの思い出話をしながら、そなたは将来の皇帝、帝王学を陛下から学ばなければならない と助言する。しかし承乾が、私は父上とは違う皇帝になると言うと、申国公は承乾の言葉を遮り、そなたは優しく思いやりのある子だ、だが時には人に対して心を鬼にしなければならないと諭した。

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~七巧閣~

雲燁と安瀾は新しい店の片付けをしている。壁にハートの絵をかき二人仲良く時間を過ごす。

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片付けの終わった部屋で、なんだか二人の新婚部屋にいるようだ と大はしゃぎする雲燁。

安瀾から酢豚が食べたいとリクエストされ、雲燁は料理をするため、一旦家へと帰って行った

 

公輸木は雲燁が出ていくと、安瀾に 行ってくる と声をかけて出て行った。

 

~吏部の書庫~

 雲燁に内緒で書庫に忍び込んだ公輸木は 『申』 『玄武門』の文字が書かれた書物を捜す。その二つの文字が書かれた書物を見つけ必要な一部を破り取って部屋から出たところで、侍衛に見つかってしまう。必死に逃げる公輸木。

賊が忍び込んできたとの知らせを受け、侯君集が調査に来た。死傷兵の名簿が破り取られている、玄武門の戦いに関する書物だ と侯君集に言うと、 陛下には報告しなくて良い と言う。すでに賊を追っているところへ侯君集も向かって行った。

 

 

~七巧閣~

安瀾のところに雲燁が料理を作って戻って来た。続いて黄鼠も来る。酢豚を見て大喜びの黄鼠。公輸木がいないことに気づいた雲燁が安瀾にたずねると、公輸木は一時前に吏部に行ったと答える。嫌な予感がした雲燁は、黄鼠を連れて出て行った。

 

 ~長安の夜の町~

外出禁止時間も過ぎ、誰も居ない夜の町を必死に逃げる公輸木。突然、弓兵に足を射られて屋根から落ちてしまう。

 

 

荷台を引いている雲燁が、侯君集引きいる衛兵たちに囲まれた。

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雲燁は、我が家の下働きが疱瘡らしく、急ぎ孫神医に店に行くところだ 広がったら大変なことになる と侯君集に説明した。

荷台に乗せられている者の顔を見ようと、侯君集はかけてある布をめくり始めた。

 

 

【ポイント】

田和子の残した盧班鎖の中から  の文字が書かれた木片が出てきました。時同じく、承乾に結婚相手をすすめてきた 申国公・・・

同一人物なのでしょうか??承乾に『時には人に対して心を鬼にしなければならない』とアドバイスするなど、ちょっと曲者?!感のある人物のようにも思えます。それとも、良い人なのでしょうか??

この人もこの後、重要な人物となります。

 

 

雲燁は安瀾が生きていたと知って、我が世の春~の世界ですね(笑笑)

雲燁は、壁にハートの絵を描いたり、安瀾のリクエストで酢豚を作ってあげたりします。見ていて本当にほのぼのします。

 

 

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