大好きな中国ドラマ 

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大唐見聞録 16話あらすじ

【登場人物】

雲燁(うんよう)、安瀾(あんらん)、李世民(りせいみん)、長孫皇后(ちょうそんこうごう)、李承乾(りしょうけん)盧辛月(ろしんげつ)

以上の6人の紹介は省きます。11話までを参照ください。

盧寿(ろじゅ) 山東一派の長、陛下を非難し続けている

魏徴(ぎちょう) 宰相、盧寿の弟子

侯君集(こうくんしゅう) 陳国公 、一線を退いていたが、突厥との戦いで、兵部尚書に命じられた、娘を太子妃にしようと考えている

李泰(りたい) =魏王、承乾の弟、真面目な性格、大理寺の管事をしている

侯小妹(こうしょうまい) 侯君集の娘、

無舌(むぜつ) 陛下の側仕え

 

【あらすじ】

ー雷鳴がとどろく豪雨のなかー

 

 わが天よ 大唐を救いたまえ

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嘆願書を掲げ盧寿は開戦に反対して、自ら雷に打たれようとしている。高笑いをして叫び声をあげている。

軒下にいる皆が心配そうに様子を見ている。さすがに陛下も心配になり、盧寿を連れ戻せと命令する。槍を持った兵士が近づくと、その槍に、雷が落ち兵士が倒れてしまう。それを見た盧寿はさらに何かにとりつかれたかのように大声で叫び続けた。

 

魏徴は、盧寿は高齢のため乱暴はできないと言い、侯君集も、盧寿の行いはすべて大唐のため罪に問えば世の人々が不満を抱く、と陛下に言う。皆がお許しくださいと陛下に頭を下げ跪く。ところが陛下は、皆もよく見ろ、朕への不敬だ と言って、盧寿を捕えるよう兵士に命じた。

 

雲燁・承乾・辛月の三人が門のところに入って来た。

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雨に濡れながら大声で叫んでいる祖父を見て、辛月が走って行こうとするが、それを承乾が止める。承乾に促されて雲燁は、叫び声をあげている盧寿の元に向かっていく。金属製の背の高い旗を石像にしばりつけ、雲燁は盧寿に賭けをしようと持ち掛ける。大唐の為に開戦に賛成だと言った雲燁が、あの旗は陛下の旗だから、もし旗に雷が落ちたら帰ってくれ、と盧寿に言った。

盧寿は賭けに乗った。彼は天は自分に味方する、雷は旗には落ちないと考えている。

 

雷鳴がとどろく

 

突如

皆が見守る中、雷が旗に落ちた。

嘆き泣き叫ぶ盧寿に対し、雷が落ち賭けに勝ち成功した雲燁は、ホッとして力尽きその場に倒れた。

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話を聞きつけ心配して様子を見に来た安瀾だったが、雲燁が賭けに勝ったことを知り、安心して帰って行った。

 

雷も雨も収まり、盧寿は兵士に捕らえられる。陛下は山東学者のかかわりあるものを全員捕えよ、皆殺しだと命じた。

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辛月が陛下の元に駆け寄って、祖父は民を助けたいだけです 高齢のため見逃してくださいとひれ伏して懇願する。しかしその言葉は聞きいれられず、盧寿と辛月は捕えられ天牢に投獄された。

 

 

~宴~

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将軍たちが呼ばれ、突厥のとの一戦を前に、士気を挙げる宴がひらかれた。その席に雲燁も呼ばれている。秦懐玉の足を治したこと、突厥を退けたこと、盧寿の件をおさめたこと、皆が雲燁の手柄を褒めたたえ一献を捧げた。

陛下が雲燁に褒美は何が良いかと尋ねた。すると、雲燁は盧寿一族の罪を許して放免を申し出ると、その場にいた皆の表情が凍り付く。侯君集が助けに入り、盧寿一家のみを処刑し、山東学者は助けるよう進言する。すると陛下も譲歩し、山東学者は許すと言ったが、盧寿とその一家は処刑すると強い言葉で言った。

 

~大理寺~

承乾は泰に、捕えられている辛月に合わせてほしいと頭を下げる。ところが泰は情けないと言って兄を非難するが、一度だけ合わせるからその後は辛月のことは忘れろと忠告した。

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月明りしかない薄暗い牢。辛月の元にやって来承乾は、助けられなかったことを謝る。ところが、辛月は天命だと諦めている、あなたは名君になれるのだから私のことは諦めてほしいと言う。承乾は、必ず君を守ると言って、辛月に二人の大切な令牌を渡した。

 

~侯君集の屋敷~

小妹が父の鎧を磨いていると、宴から父が帰ってきた。今回の突厥との戦いで、主将に任命された李将軍。似た年齢であるにもかかわらず自分は閑職ともいえる兵部尚書に命じられたことに納得がいかず娘に愚痴を言う。侯君集は陛下に対する抑えきれない怒りが、ふつふつと沸き起こってきた。

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~陛下の部屋~

陛下は、侯君集が出征を希望してきたが、兵部尚書に命じたことのいきさつを皇后に話す。玄武門の戦いで若蘭を助けることができなかった侯君集を恨んでいるわけではない。陛下は、侯君集がどこか心の内を見せない様子を持ち、強い野心を持っていそうだと感じているからだ。

 

二人の元に承乾が入って来た。何を言いたいかわかっている陛下は承乾の話を聞くまでもなく 許可できない と言う。にもかかわらず、承乾は辛月の放免を願い出て、父の逆鱗に触れる。承乾は自分の非を謝るが、なおも盧寿一家の減刑を訴え続けた。

陛下は堪忍袋の緒が切れ

 

明日の午の刻に、盧寿一家を処刑する!!

 

と強い言葉を放った。

皇后も、皇太子と言う立場を考えない承乾に呆れをなして、部屋を出て行ってしまった。

 

ーその後ー

陛下の部屋の前で座り込みをし許しを請う承乾の元に、姉の安瀾も来て一緒に跪く。

無舌は安瀾に、このようなことをしても陛下を怒らせるだけで、盧寿一家の死が早まるだけだと言葉を残して部屋へ入っていく。諦めた承乾は安瀾とともに立ち上がって、他の方法を考えると言って去って行った。

 

~大理寺~

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顔に傷を負った雲燁が、牢に捕らえられている辛月に会いに来た。助けることができず申し訳なく思う雲燁に、自分を責めないでと辛月が言う。辛月は雲燁に、承乾への伝言をお願いした。 もう私の為に悩まないで と。

 

【ポイント】

 盧寿が陛下に豪雨の中抗議しましたが、結局盧寿の意見は退けられ、おまけに盧家一家が処刑されることになってしまいました。あー とんでもないことになってしまいました。

頑固にもほどがあると言うか、正論かもしれないですが本当に厄介で困った人です。

このことから承乾と辛月は結ばれる可能性はなくなってしまいました ー残念ですね。

 

陳国公の侯君集、良い人なんだか悪い人なんだか・・・これから大注目の人物です。また、玄武門の戦い が出てきましたが、意味が分からない方は4話のポイントのところで歴史的な内容を記載しています。ぜひ見て下さい。そして、この玄武門の戦いでの李世民(秦王) 安欄の母の田若蘭 侯君集 この三人の関係性が、次回明らかになります。

 

牢に閉じ込めれている辛月のところに、殴られた?ような傷のある雲燁がやってきました。どうしたんでしょうか??

その傷の訳も次回明らかになります。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

以降も頑張って更新していきます。