白華の姫 20話『もう一つの同盟』
【あらすじ】
ー陛下は無憂を黎王に封じて、尉国討伐の策を練らせることに決めた
〜東宮〜
黎王襲撃は得策ではないと忠告するも、聞く耳を持たない皇太子。
自分を助けようとしない傅筹に苛立った痕香。わざと黎王を襲撃するよう煽った。
~将軍府~
酔った傅筹が容楽の部屋に来た。
話だけ聞いてほしいと頼む。
陛下のみならず皇太子にも非難されたことを打ち明け、寝台で座り込む。
無憂に嫉妬している。
酔って寝てしまった傅筹。胸元の傷から苦しい過去が垣間見えた。
~青州府~
一人でいる無憂の周りに、刺客が現れる。
皇太子の仕業だと。
~将軍府~
目覚めると、容楽の部屋。昨晩は飲みすぎたようだ。
容楽お手製の酔い覚ましを口にする。幸せな朝のひと時を過ごした。
〜青州府~
帰京を決めた黎王。
雅璃の願いを叶え、南境での業務は孫継周に任せることに。
帰京の理由を誤解している陳王に、事実を打ち明けた。
〜東郊客桟~
皇太子に、無憂 暗殺を実行させたことを非難した。
容楽に心を奪われた傅筹に釘を刺す。
共に長く支え合ってきた日々が、いとも簡単に崩れようとしている。
〜朧月楼〜
沈魚から、痕香は半年前に芸妓になったことを聞く。
容楽は、今の平穏な幸せを壊したくない。
薬をずっと飲んでいると。
沈魚は、『山河志』の捜索にも協力の意を示す。
~大殿~
陛下は宸国(しんこく)と同盟締結を決めた。宸国皇弟の鎮北王(ちんほく)がこちらに向かっていると。
~東郊客桟~
容斉の配下に、とばっちりを受けたと話す。
西啓との関係断絶を申し出ると、脅しをかけられる。
宸国の鎮北王暗殺を依頼される。
容斉に不信感を持つ二人は、言いなりになるつもりはさらさらない。
痕香は、容楽を駒として使うかどうか、傅筹に判断を迫った。
~将軍府 容楽の部屋~
少し考えて、承諾。
眠れない二人。
傅筹が声をかけてきた。
君のすべてを知りたい と言われるも、特に話すことはないと返答する。
固く閉ざされた容楽の心を、開くことはできなかった。
ー傅筹は、清涼湖での鎮北王 暗殺計画の場に、容楽も向かわせることにー
~清涼湖~
翌朝、傅筹のすすめで容楽は、風光明媚な清涼湖へ出かけて行った。
そこで一人の男と出会う。
【感想】
★はじめまして こんにちは
はなこ です。
このブログを見ていただいている方は、中国ドラマ好きの方と想像します。
皆さまはどんなドラマが好きですか?私は、歴史もの・宮廷もの・恋愛もの・ファンタジー系でないもの を好んで見ています。現実世界とは違う世界観に浸って楽しめるものが好みです。 「またか~?」との家族の冷ややかな視線を受けながら、日々中国ドラマを視聴して、楽しんでいます★
傅筹の過去が少し明らかになってきましたね。
痕香とは幼馴染?で一緒に武術を磨いてきた師兄妹の関係。辛い修行なのか?拷問なのか?耐えてきた仲間だったんですね。
↓↓ 自分の代わりに矢面に立った痕香を抱いて、傅筹が言った言葉
こんなこと言われていて、あとからひょっこり現れた容楽に、傅筹の心を持っていかれたら、哀しくなりますよね~
初め、痕香は、色仕掛けで迫ってくる嫌なタイプの女かと思っていましたが、そんなに悪い人ではない気がしてきました。反対に可哀そうかと・・・
傅筹 同様、なんだかつらい境遇の持ち主のようですね。
さらに、容斉の配下の言葉で、傅筹は親?の仇を討とうとしているようです。
本来の名と地位を手に入れるとあるので、そこそこ身分のある人なのでしょう。
そして、北臨を奪うという大きな野望を持っているようですね(驚)
傅筹、哀しいですねぇ・・・
切ないですねぇ。
でも、容楽も何人もの人に、何度も欺かれているので、もう信じることができないんですよね・・
わかってあげて欲しい(涙)
~『山河志』に関連して、ここまでで分かっていることをまとめてみました~
・秦永(北臨の丞相)が編纂した兵書、彼は16年前の事件により処刑される
・容斉に命じられて容楽が捜していた→見つかったが偽物だった?!黎王に渡した。
・秦永の配下(名前不明)の娘が沈魚
・編纂に関わった李志遠(りしえん)→死去
・秦永の屋敷は後に、改修され余 尚書のものとなった→余 尚書 親子も死去
・秦永の弟子が黎王→漫夭より『山河志』を受け取るが、偽物?!いまはどこに?
そして
文王はうえにありて
天にあきらかなり
周は古き邦(くに)なれど
命は新たなり
という文章が関係あるようです。(あらすじ12話の感想より)
無憂(黎王)と容斉は『山河志』を探し求めているようですが、傅筹はどうなのでしょう??容斉に言われたから・・のスタンスかな?
一体 兵書『山河志』って何なんでしょう?
どこかで、明らかになっててほしいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以降も頑張って更新していきます。
はなこ
画像:BS12より引用